マツダ <7261> は4月24日大引け後、2015年3月期の決算を発表した。15年3月期の営業利益は前年同期比11.4%増の2028億円、経常利益は同比51.1%増の2125億円と過去最高益となった。SUV「CX-5」や「アクセラ(海外名Mazda3)」「デミオ(同Mazda2)」などの主力車種の販売が好調だった。
売上高は12.7%増の3兆338億円、純利益は17%増の1588億円だった。
14年度の世界販売台数は前期比5.0%増の139万7000台。日本での販売台数は減少したものの、欧州や北米などでは前年を上回った。日本では上期に消費増税の反動を受けて減少したが、下期は新型デミオの投入で好転。アメリカでは過去20年で最高の販売実績となる約30万6千台を販売、CX-5など主力車種が好調を維持した。欧州では「Mazda3」が牽引し、同比11%増の22万9千台を販売した。
16年3月の見通しは、連結営業利益が前期比3.5%増の2100億円となり過去最高を更新する見通し。売上高は7%増の3兆2500億円。世界販売台数を7%増の149万台と見込み、営業増益を確保する。年間配当は前期比3倍の30円の見通し。(ZUU online 編集部)
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