日産自動車 <7201> は5月13日、2015年3月期の連結決算を発表した。純利益が前期比17.6%増の4575億円だった。売上高は過去最高を更新。営業利益も前期を上回り、増収増益となった。コスト削減や円安の影響に加え、北米や西ヨーロッパで新車販売が好調だった。

売上高は前期比8.5%増の11兆3752億円。営業利益は同18.3%増の5895億円、経常利益は同31.7%増の6942億円だった。

グループ全体の販売台数は2.5%増の531万台。日本国内では「エクストレイル」などが好調だったものの、販売台数は前年を13%下回る62万台となった。一方で、米国や欧州では好調で、販売台数は前年を上回った。米国では「アルティマ」などが好調で販売台数は前年比8.9%増の140万台となった。

2016年3月期の連結決算については、純利益が前期比6%増の4850億円を見込む。国内では厳しい状況が続くが中国・米国を中心に販売が増える予想で、売上高は6.4%増の12兆1000億円、営業利益は14.5%増の6750億円の見通し。年間配当は前期比9円多い42円の見通しとした。(ZUU online 編集部)

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