東芝 <6502> は5月13日夜、インフラ工事をめぐる不適切な会計処理があった問題で、調査結果の一部を発表した。2011年度から13年度までの営業利益で、累計500億円強の下方修正を見込むことを明らかにした。
特別調査委員会が行った調査に基づき、工事原価の過少見積もりとそれに伴う工事損失計上を推計した。同社は今週末をめどに新たに第三者委員会を設ける予定で、その後の調査で修正額は変わる可能性もあるという。
同社の発表資料によると、特別調査委員会の調査では、工事進行基準案件以外でも経費計上時期や在庫評価の妥当性などでさらに調査が必要になることが判明している。
同社は今月前半に決算発表を予定していたが、不適切会計処理問題を受けて、今月8日に業績予想を取り消し決算発表を6月以降に延期する方針を示していた。(ZUU online 編集部)
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