インバウンドマーケティングとコンテンツマーケティングの関係について

ここ数年コンテンツマーケティングという言葉が流行っているが、このコンテンツマーケティングはインバウンドマーケティングの一部といえる。コンテンツマーケティングはコンテンツからの集客に力を入れるが、インバウンドマーケティングは単にコンテンツを作るだけではなく、より深いレベルにおける顧客との接点を模索していくことになる。


既存手法を統合化がインバウンドマーケティングの本質

インバウンドマーケティングに登場する一つ一つのツールが、まったく新しいものというわけではない。Webサイトにコンテンツを提供することで、来訪者のコンタクトを獲得し、その来訪者からリードジェネレーション(見込み客の獲得)につなげ、さらに購買というプロセスへと導いていく。こうしたそれぞれのプロセスを、ひとつのコンセプトとして集約化しコントロールしていくことこそが、インバウンドマーケティングの本質となるのである。

もちろんツールを使わなくても内製化は可能だが、より効率的で、かつPDCAのサイクルをいかしてくためには、統合化されたツールが大きな力を発揮することになる。現状では、こうしたインバウンドマーケティングのプロセスの実現は、B2Cよりも既存のアウトバウンドとなるメディアが少ないB2B企業において大きな効果をもたらしている。Hubspotに代表されるようなマーケティングツールによる半自動化も、広範な業界で積極的にすすめられるようになってきているのだ。日本でもこうした動きが、今後さらに加速することが期待されている。

(ZUU online 編集部)

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