(この記事は2014年5月1日に「 資金調達プロ 」掲載されたものです。)
まずは自己紹介をお願いします。
1980年12月生まれO型です。高校生の時はプロゴルファーを目指していました。全国大会に出場出来たらプロになる!と、決めていました。しかし高校3年のときの大会で全国大会に出場出来なかったので夢を断念します。
大学は付属だったのでそのまま入学。特にやりたい事は決まっていなかったのですが、一冊の本に多大に影響されます。著者は、今や誰でもご存知の有名経営者の方ですが、その方の本を読んだときに衝撃が走りました。24歳で起業して26歳で上場!「かっこいい!俺も起業したい!」このときから起業することが自分の夢になります。
さらに、その本にはこの有名経営者の大学時代の過ごし方も書いてありました。内容は、「とことん営業の仕事をした」とのこと。そんなときタイミングよく、有名な学習塾のアルバイトに誘われます。それも仕事内容は営業です。「これはやるしかない!」と決意した私は、大学1年生終わりから営業の仕事にのめり込みます。
その後の就職活動は、将来起業すること念頭に置きベンチャー企業に就職。成果を創出しながら、スキルアップのため転職をして、営業や社員研修をメインに自身のスキルを磨きました。3社目に転職したときに、「この会社が最後だ。この会社を辞めるときはいよいよ起業だ!」と考えていたのですが、なかなか最後の一歩が踏み出せません。
一緒に起業してくれる仲間もいるのですが、起業に踏み切れない自分にもどかしさを感じていました。
そんな自分を変えたくて、成功者と言われる人達に会いに行ったり、セミナーに行ったり、多くの研修を受講しました。その中で、一つ気付いた事があります。それは起業して成功している人は諦めないということです。失敗しても諦めずにやり続けるということが大切だと思うようになります。何より、継続しやり続ける為に必要なものは「情熱」。これこそが起業に必要だと確固たる信念が自分の中で創られました。
これを機に、2005年10月からブログを始めます。タイトルは情熱大陸日記です。900日後に起業する男の記録というテーマでした。このブログの投稿の初日に私は「情熱を持って生きたい。熱い思いをもった情熱家を輩出したい。情熱大陸のように自分がやっていることに情熱を持ちたい」と、当時の心境をストレートに書き綴りました。このブログに書いた思いを形にする事が出来るのは、人材紹介業と起業家育成だと感じ2本柱で事業計画を作成し、実際には900日よりも早く株式会社情熱を設立することになります。