資金調達の成功の秘訣を教えて下さい。

業績が黒字ということは大切です。あと、顧問税理士との関係が大切ですね。理由は情報です。資金調達しやすいタイミングがあるんです。業績は勿論のことですが、例えば国や都や県が一定の時期に補助金を募集するのもそうでしょうし、銀行の決算の時期なども借りやすいと言われています。一般にはあまり知られていない情報を持っているのは、やはり税理士です。私の場合は顧問税理士と2ヶ月に一回は面談しています。結構、ざっくばらんに何でも話せる仲です。そうやってお互いコミュニケーションが取れる関係が大切だと思います。

あと、業種の影響も大きいかもしれません。私の業種は初期投資をはじめ、仕入れや在庫が基本的に無いので、売り上げが立ちだすと、バランスシートの見栄えがよくなります。あと売上のお金も入ってくるタイミングが分りやすいので、借入を起こす場合の予定も組みやすいですね。


御社の特徴を教えて下さい。

日本で唯一無二の情熱という社名を名乗っています。情熱という暑苦しい思いに関して経営者の方には共感を得る場合が多いです。そして、多くの経営者の方は自社の社員に少なからず共感して欲しいでしょうし、そのような思いを社員に持って欲しいと考えています。しかし、そんな思いを社員に押し付けてしまったらすごく反発がでます。最悪「こんな会社辞める!」と言い出してしまう。そんなことは多々あります。残念ながら経営者と社員の意識の違いは、こんな部分でも差が出てしまうのです。

ただ、私達は経営者の方のそんな思い(情熱)を、社員の心にスッと入り、反感を持つ事無く、共感してもらえる論理的なプログラムの研修が出来ます。これは他社に無いノウハウです。実際に弊社の研修は中小零細企業から2,000人以上社員を抱える上場企業の全社員が受講する研修も実施させて頂いています。この企業に関しては5年かけて研修を行います。感情を揺さぶるような体感研修と、とてもロジカルな研修の相対的な両方の良さを取り入れた研修が実施出来ており、かつ実績が出ているのが弊社の強みです。


今後はどのような展望をお持ちですか?

2020年までに法人向けの研修コンサルティングサービスとして圧倒的な実績と知名度を持つことを目標としています。内容は「情熱チーム」を掲げています。「ど」がつくほどの「ど」ストレートなチームを作って行きます。具体的には情熱チームには3つの項目があります。

1つ目は個人の「自立×愛社」
これは、社員一人ひとりの自立した考えと会社に対する愛社精神を大切にしている状態です。

2つ目が情熱戦略リーダー
これは、情熱を持ちなおかつ戦略的にビジネスを進めていけるリーダーを育成し輩出ができる状態のことです。

3つ目が環境整備
(評価制度など社内のイベント)最終的には社風の改善を目的としています。

この3つの取り組みで情熱チームをクライアント企業に落とし込む研修を開発しています。現在は1つ目に特化して研修を行っています。


これから起業する方へのアドバイスをお願いします。

起業はしないとわからない、が前提です。ただ、アメリカで言われる話だったと思いますが、「とにかく、毎月のカップラーメン代くらいは稼げるようにしよう」という言葉があります。つまり、「生きていける最低限のお金を稼げる状況を最短でつくることに挑戦しよう」ということです。まずこの状況をつくることが出来るかどうか、この状態が出来るのであればすぐに起業しても良いのではないでしょうか。


水野社長、本日はどうもありがとうございました。

株式会社 情熱 | 株式会社情熱は若手の研修、若手を育てるリーダーの研修を提供しております。(http://www.jyounetsu.co.jp/)

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