酒田エス・エー・エス株式会社-–-酒田から子どもたちへ、酒田の子どもたちへ-620x330

酒田には、こんなに面白いゲームを作っている会社があるぞ!

あの『甲虫王者ムシキング』や『オシャレ魔女♥ラブandベリー』など数百タイトルに及ぶ大手メーカーのゲーム開発をはじめ、バーチャル水槽システム『リアルアクエリアム』の開発、また業界初の業務用ネイルアートマシン『ネイルコレクション』の開発にも協力するなど、魅力的なゲームやコンテンツを手がけ続けるエス・エー・エス株式会社と、子会社の酒田エス・エー・エス株式会社。

本誌2014年4月号では、渡部宏一社長と梅木元博・取締役本部長のお二人に登場いただいたが、今回は酒田エス・エー・エス株式会社の佐藤久志氏、水越俊一氏に、『さかた産業フェア2014』出展について、また同社が酒田にあることの意味や今後の展望について聞いた。


さかた産業フェア2014

まずは5回目の出展となった『さかた産業フェア』への参加について聞いてみよう。東京(エス・エー・エス株式会社)から振り分けられた仕事を行うことが多い同社の特徴もあってか、地元での知名度が低かったことから、「自分たちで作った製品もあるし、せっかくのお祭りなのだから、まずは参加してみようという気持ちで(佐藤)」出展を決めたという。

実は、渡部社長からは参加することでどんなメリットがあるか問われたというが、その点についてもまずは参加した上で様子を見てみたかったとのことだ。結果、同フェアでは、ゲームの筐体が設置された同社のブースに子どもたちが群がる光景が恒例となっているが、出展回数を重ねる中で見えてきた課題もあるという。

「ゲームが置いてあるところ、という意味での知名度は付いてきましたが、ゲームに釣られて子どもたちが集まるだけ、という側面も否めません。今後は社名を覚えてもらえるような、会社の認知度を高めるような出展をしたいと考えています(佐藤)」