クラウドソーシング
(写真=Thinkstock/Getty Images)

昨今、クラウドコンピューティングが話題だが、このクラウドは「雲(cloud)」という意味をもつ。その一方で、「群衆」のクラウド(crowd)」もキーワードとして注目されており、群衆のワークフォース(労働力)を活用するクラウドソーシングも大きな動きになってきている。


ネットを通じて借りる借りる群衆の力

クラウドソーシグとは、インターネットを介して不特定多数の知的労働提供者にアクセスし、必要なケイパビリティ(能力)を持つ人材を調達して、業務を遂行してくスキームのことだ。よって、対象となる業務は、基本的にテレワークで完結できるものとなり、群衆の中の個人事業主やSOHOビジネスにとっても、比較的に自由に働けるという魅力もある。現在では、ホワイトカラーの職種のほとんどがクラウドソーシングのカテゴリーで利用できるようになってきており、次世代の働き方とも言えるものだ。


日本国内でも浸透徐々に

国内でも、すでにランサーズやクラウドワークス <3900> 、あるいは発注先となるクラウドを主婦に限定させたシュフティ(運営: 株式会社うるる)などが自社のクラウドソーシングサービスに多くの登録者を集めるようになっており、総務省「情報通信白書平成26年版」の「クラウドソーシング市場規模推移と予測」によると、2015年度の国内クラウドソーシング市場の規模は約620億円、2017年度には1500億円弱にまで伸張すると見込まれている。女性やシニア層の登録者が増加しているのも特徴的で、クラウドソーシングという新しい働き方は意外な層から定着が図られようとしている。