東証や大証を運営する日本取引所グループ(JPX) <8697> は5月22日、2014年の1月から算出している指数「JPX日経インデックス 400」関連の派生指数3種類の算出を新たに開始すると発表した。注目の高まりつつある、「JPX日経インデックス 400」を、派生指数を算出することで拡充し、新たな評価指標の提供を目指す。

同社によれば、今回、新たに算出することになったのは、JPX日経インデックス400のレバレッジ型、インバース型を含む3種類。いずれも元指数の変動率との積で計算される指数となる。

新たに算出開始となる指標の一つは、JPX日経400レバレッジ・インデックスで、「JPX日経400レバレッジ(2倍)指数」が計算される。同指数は、前日の指数値と原指数の前日比変動率の2倍となる数値の積が計算式となる。

ほかにも、JPXは、「JPX日経インデックス400」について、元指数と騰落率が逆になるインバース・インデックスの計算も開始。原指数の前日比変動率に対して、一定の負の倍数を乗じた変動率となる指数だ。(ZUU online 編集部)

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