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(写真=Getty Images)

世界の課題解決型Health-Techとイノベーターの群像
第1回 アプリケーションエンジニアが創ったFitbitの企業価値

2015年5月7日、ウェアラブル健康端末で、世界ヘルスケア市場をリードするスタートアップ企業のFitbit(フィットビット)が、米国証券取引委員会(SEC)に新規株式公開(IPO)の申請書類(S-1)を提出した。折しも、競合製品と目される米アップル のアップル・ウォッチが発売開始された直後のタイミングでのIPO申請である。

Fitbitは、2007年5月、米サンフランシスコで創業されたハードウェアスタートアップ企業で、活動量計、睡眠計、心拍計などの機能を装備したウェラブル・フィットネス機器を主力製品としている。

Fitbitの共同創設者であるCEOのジェームズ・パク氏とCTOのエリック・フリードマン氏は、共にITメディア企業CNETネットワークス(現CBSインタラクティブ)のアプリケーションエンジニア出身であり、健康増進の専門家でもなければ、ハードウェアの専門家でもない。


UX/UI重視の組織が支えるFitbitの付加価値創造力

人材戦略の観点から見たFitbitの特徴は、ハードウェアのスタートアップでありながら、ユーザーエクスペリエンス(UX)やユーザーインタフェース(UI)を重視して、デザイナーやソフトウェアエンジニアに比重を置いた開発組織体制を敷いている点だ。