お茶伊藤園
(写真=Thinkstock/Getty Images)

伊藤園 <2593> は6月1日、2015年4月期の決算を発表し、大幅な利益減となるなど厳しい経営環境だったことを明らかにした。消費増税や個人消費の低迷、低価格化や円安の影響で、経営成績も下降する影響が出た格好だ。

発表によれば、同社の2015年4月期の売上高は4305億4100万円となり、前期比で1.6%の減少となり、微減。

一転して利益については、厳しい数字が続く。営業利益については、113億9300万円となり、前期比で46%減。およそ半分にまで減少した。さらに、経常利益についても、112億2900万円と、45.3%の大幅減である上に、純利益についても72億9200万円と、39.7%も減少した。

伊藤園はこうした厳しい結果となった背景について、「消費税率引き上げに伴う駆け込み需要の反動や、個人消費低迷の長期化、競争激化による低価格化、円安に伴う原材料・燃料コストの上昇懸念など、厳しい。また、夏場の記録的な日照不足にはじまり、連続した台風上陸や大雨など、全国的な天候不順による影響も見られた」などと分析した。

さらに、事業セグメント別の経営成績のリーフ・ドリンク関連事業では、売上高3999億8600万円で前期比2.4%減。営業利益は77億800百万円で、前期比57.0%減となった。他方で、飲食関連事業の成績については、53億2100万円となり、前期比9.1%増となり、営業利益は11億3800万円の前期比12.6%増となり、リーフ・ドリンク事業での減益が通期の経営成績に影響したことが示唆されている。

一方、来期の見通しについて同社は、売上高4600億円で、前期比6.8%増と予測。ほかの項目についても、営業利益150億円で31.7%増、経常利益140億円の24.7%増、さらには当期純利益87億円の19.3%増となるとの見通しも示されている。(ZUU online 編集部)

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