トヨタ <7203> は6月3日、米自動車大手フォード・モーターと同社子会社のリビオ社との間で、同社の「スマートデバイスリンク」をトヨタ車やレクサス車に導入するため検討することで合意した、と発表した。スマートデバイスリンクは、スマートフォンアプリを車載システム上で利用できるようにするための技術。

発表資料によると、スマートデバイスリンクで車とスマートフォンをつなぐことで、車載の操作パネルや音声認識機能を通じて、車内でもスマートフォンのアプリを操作し道路情報などを利用することができる。

トヨタとフォードは2011年に、安全・安心で利便性の高い車載テレマティクスの標準化に関する協業に合意している。

トヨタの寺師茂樹取締役・専務役員は「車載用のスマートフォンアプリ市場が急速に成長する中、高性能で使いやすい『つながる』サービスを通じ、安全に配慮しつつクルマの『楽しさ』を提供すべく、新技術に取り組んでいる。スマートデバイスリンクに携わるフォードやリビオ社などとその思いを共有できていると確信している」と語った。(ZUU online 編集部)

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