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このほど英マーケットリサーチ企業「ミルウォード・ブラウン」は、ブランド価値調査の10年目にあたる「記念版」とでも言うべき「 2015年ブランドZ 」を発表した。

同社は、オムニコムと並んで世界最大級の広告代理店であるWPPグループの調査会社。効果的な広告、戦略的コミュニケーション、メディア・ブランド資産調査などが専門で、56カ国に86のオフィスを持っている。

「2015年ブランドZ」には、「世界で最も価値のあるブランド」ベスト100がランキングされているが、過去10年間の集計結果を見ると、ブランド価値はグローバルな金融危機にもかかわらず順調に伸びている。また、ブランド力は企業価値に大きく影響し、「他との違い」を持った強いブランドほど価値の上昇に貢献してきたことが分かる。

ちなみにトップとなったアップルのブランド価値は、前年比で67%上昇し、2470億ドル(約30兆6550億円)に達した。同社は2013年にもトップの座に登りつめたものの、翌年にはグーグルに破れていた。なお、同社のブランド価値を実質的に押し上げたのは、「Apple Watch」ではなく「iPhone 6」だったという。

この「世界で最も価値のあるブランド」ベスト100には、次の5社の日本企業がランクインした。


98位 ソフトバンク<9984>

ソフトバンク
(写真=Thinkstock/Getty Images)
前回はランク外だったソフトバンクが、ブランド価値111億ドル強で98位にランクされた。携帯軸に展開。同社の2014年度の連結売上高は、8兆6,702億円、営業利益が9,827億円で、いずれもNTTドコモを上回っており、国内No.1の移動通信事業者であると同時に、米スプリントの買収で世界大手入りした。傘下にがヤフー、ゲームのガンホー、スーパーセルなどがある。


96位 NTTドコモ<9437>

DOCOMO
(写真=Thinkstock/Getty Images)
一方、ソフトバンクと同じく移動通信事業を営むNTTドコモは、前回からランクを一つ下げて96位となった。ブランド価値は112億ドル。同社の2014年度の連結売上高は、前年度を1.7%下回る4兆3,834億円、営業利益は22.0%減の6,391億円となっている。


93位 ニッサン <7201>

Nissan GT-R NISMO
ニッサンは、前回から順位を3つ下げ、93位にランクされている。企業価値は114億ドルだった。仏ルノー傘下で開発や購買などを共同展開しており、合計販売台数では世界4位。2014年度の連結売上高は11兆3,752億円、営業利益は5,896億円だった。


78位 ホンダ <7267>

Honda NSX
ブランド価値が133億ドルとなったホンダは、前回から順位を8つ下げて78位にランクされた。4輪では世界8位だが、2輪は世界首位。環境技術に強みを持つきぎょうでもある。2014年度の連結売上高は12兆6,467億円、営業利益は6,517億円だった。


30位 トヨタ自動車 <7203>

レクサス
日本企業のトップとなったのは、企業価値289億ドルのトヨタだった。同社も前回から4つ順位を下げ、30位にランクされている。自動車メーカーの世界首位。国内登録車シェアは5割弱に達し、傘下には日野、ダイハツ等がある。2014年度の連結売上高は27兆2,345億円、営業利益は2兆7,506億円だった。

(ZUU online 編集部)

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