WPPグループのマーケットリサーチ会社「ミルウォード・ブラウン」が毎年算定し発表している、ブランドバリューランキングが今年も発表されている。変化と躍進の激しいテクノロジー企業セクターでのランキングを具体的にご紹介したい。社名とともに各社のブランド価値も解説していく。(金額はすべて米ドル)


20位 Adobe 73億9900万ドル


アップルは米国に本拠をもつインターネット、デジタル家電およびそれに付随したソフトウエアとサービスを開発・販売する会社で、いまや世界最大の時価総額を誇る会社となっている。次々と新商品を投入し、この1年だけで実に67%ものブランドバリューを高めることに成功している。時価総額の増加に相応のブランド価値の増加を実現している企業なのだ。

トップ20企業のブランドバリュー合計は1兆ドルを超えており、しかもその価値は24%も拡大している。これは既存のコンシューマービジネスにはない成長力であり、テクノロジー企業各社が短期間にそのブランドバリューを急激に高めつつあることを示している。。ただ、既に大手となっているテクノロジー企業でも、さらにブランドバリューを伸ばす会社と、すでに成熟化してしまっている企業とで二分されつつあるところがこのセクターの大きな特徴ともいえるだろう。(ZUU online 編集部)

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