imasia_14314696_S
(写真=PIXTA)

6月は3月決算企業に次いで数が多い12月決算企業の中間決算期に当たることから高配当利回り銘柄を比較的多くみつけることができます。

そこで今期は株式市場では配当や自社株買いといった株主還元への関心が高まっていることもあり、中間配当を実施予定の12月期決算銘柄のなかから配当利回りが2.5%以上のものをピックアップしてみました。

そのなかからは配当利回りが3%を超えるものもみつけることができます。なかでも配当利回りが3%台後半と高いのがビーピー・カストロール <5015> やスペース <9622> 、キヤノン <7751> 、CDS <2169> です。

そして3%台前半にも昭和シェル石油 <5002> や東燃ゼネラル石油 <5012> などが、2%台半ばには大塚ホールディングス <4578> やブリヂストン <5108> といった銘柄も顔を出します。なお、今回リストアップした銘柄の権利付き最終売買日は6月25日です。

hint6-15

金山敏之(かなやま・としゆき)
マネックス証券 シニア・マーケットアナリスト

【関連リンク】
疾風に勁草を知る
米国の利上げはいつか?~雇用統計結果レポート~
日米の金融政策会合で金利、為替見通しを確認へ
今週はなんといってもFOMCに注目
ハンセン指数、軟調推移か 民主派のデモやIPOラッシュが相場の重石に