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(写真=PIXTA)

「Amazonランキング大賞」は、上半期と年間の年2回、売上データ等を集計して特別に導き出された人気商品を発表している。2014年11月17日(月)から2015年5月17日(日)の期間におけるAmazon販売データをもとに集計した「Amazonランキング大賞2015上半期」から、ビジネス実用書のランキングを見てみたい。


第20位 世界一やさしい問題解決の授業――自分で考え、行動する力が身につく

渡辺健介 (著)、matsu(マツモトナオコ) (イラスト) ダイヤモンド社

世界有数の経営コンサルティング会社で教えられている「問題解決能力」のトレーニングを、中高生でもわかるように解説したもの。「問題解決力」、すなわち物事の本質を見極め、どのような手を打つべきかを考えて具体的な行動に落とし込む力がシンプルに身につく本として世界20カ国で出版が決定している。


第19位 How Google Works (ハウ・グーグル・ワークス) ――私たちの働き方とマネジメント

エリック・シュミット、ジョナサン・ローゼンバーグ、アラン・イーグルほか(共著) 日本経済新聞出版社

2015年のビジネス書大賞で準大賞を受賞した本書は、驚異的なスピードで発展したグーグルの社内秘話を、社史とともに初めて明かしている。すべてが加速化している時代にあって、ビジネスで成功する最良の方法とは――。この永遠の問いに、本書はそのひとつの方法を教示する。序文をグーグルCEO兼共同創業者のラリー・ペイジが執筆しているのも興味深い。


第18位 <ネット広告&通販の第一人者が明かす>100%確実に売上がアップする最強の仕組み

加藤公一レオ(著) ダイヤモンド社

インターネット広告ビジネスのプロデュース・コンサルティングの第一人者で、日本の大手メーカー通販の7割以上が依頼しているという「加藤公一レオ」の極意とは何か。常に確実にレスポンスをアップさせ、クライアントを成功に導く「レスポンスの魔術師」が、費用対効果と売上を上げるネット広告に関するノウハウを明らかにする。


第17位 道をひらく

松下幸之助(著) PHP研究所

本書は「経営の神様」松下幸之助がPHP研究所の機関紙「PHP」に連載したエッセイをまとめた随筆短編集だ。昭和43年初版、現在累計500万部を超えるロングセラー。自分の人生における体験とそれへの深い洞察を書き綴った著者の言葉は、あらゆる年代、職種の人の心に響き、勇気を与え、解決の道筋を示してくれる。


第16位 伝え方が9割

佐々木圭一(著) ダイヤモンド社

著者の佐々木圭一は、上智大学大学院を卒業後、コピーライターの道へ。生来伝えることが苦手だった著者が、ストレスが重なる日々を送る中、あるとき「伝え方には技術がある」ことを発見する。日本人で初めて、米国の広告賞One Show Designでゴールド賞を獲得した著者が、人生そのものが大きく変わったという自らの体験から発見した、結果が変わり人生が変わる伝え方の技術を明かしている。


第15位 運を支配する

桜井章一、藤田晋(共著) 幻冬舎

誰もが抱く「なぜ運は特定の人に集中するのか」という謎に、東証一部上場のベンチャー経営者と、無敗伝説の雀鬼が迫り、39の「ツキの極意」を突き止めた。20年間無敗を誇る雀鬼の桜井氏と、「麻雀最強位」タイトルを持つサイバーエージェント <4751> 社長の藤田氏が、自らの体験をもとに運をものにする思考法や習慣を伝授する。


第14位 一流の人はなぜそこまで、コンディションにこだわるのか? ~仕事力を常に120%引き出すカラダ習慣~

上田啓樹、俣野成敏(共著) インプレス

「運動なし、カロリー計算も必要なし」「毎日の生活の食事と睡眠に気をつけるだけ」「そして、リバウンドしない絶好調なカラダを手に入れる」。実はアメリカでも、「原始人ダイエット(パレオ・ダイエット)」として、 似たような食事方法が注目を集めているのだ。「コンディションを整え、パフォーマンスを上げる」ことを目的に、生活習慣の基礎を改善し、コンディションを高く維持するための新常識を掲げている。


第13位 ゼロ・トゥ・ワン――君はゼロから何を生み出せるか

ピーター・ティール、ブレイク・マスターズ(共著)、瀧本哲史(序文)、関美和(翻訳) NHK出版

米国、特に西海岸のシリコンバレーでは、数多くの企業が生まれ、そして消えていく。そんな中、次々と成功する企業を立ち上げる起業家集団が「ペイパル・マフィア」だ。オンライン決済サービス、ペイパルの初期メンバーとして繋がりの深い彼らは、YouTubeをはじめ、電気自動車のテスラ・モーターズや民間宇宙開発のスペースX、さらにはYelp!やYammerといったネットサービスまで、錚々たる企業を起ち上げてきた。本書は、「ペイパル・マフィア」の雄であるピーター・ティールが母校スタンフォード大学で行った起業に関する講義を書籍化したベストセラーだ。


第12位 ザ・ゴール コミック版

エリヤフ・ゴールドラット、ジェフ・コックス(共著)、岸良裕司(監修)、蒼田山(イラスト) ダイヤモンド社

米国で『THE GOAL』が発表された1984年当時、日本企業が世界を席巻していた。同書で紹介している全体最適のマネジメント理論=TOC(Theory of Constraint)があまりにも日本の文化そのものであったため、「日本で翻訳出版は貿易の不均衡をますます加速し、世界経済を破滅に導きかねない」というエリヤフ・ゴールドラット博士の意向で、翻訳出版が2001年まで禁じられていたという「いわくつきの一冊」だ。本書は、舞台設定を架空の日本企業に置き換え、原作のエッセンスをマンガ化したもので、ストーリーを楽しみながらTOCの基本が学べる。


第11位 金持ち父さん貧乏父さん

ロバート・キヨサキ、シャロン・レクター(公認会計士)(共著)、白根美保子(翻訳) 筑摩書房

起業家、教育者そして投資家でもあるロバート・キヨサキが、全く違うタイプである2人の人物の影響を受けて構築した、ユニークな経済論。「変わりばえのしない仕事を極めることよりも、収入を元手に資産を賢く殖やすことの方が、最終的には必ず人生に富をもたらす」という主義に基づき、金持ちになるためのお金の考え方を教示する。