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(写真=PIXTA)

6日の日本経済新聞では、外国人株主の存在感が高まっていると報じています。

2014年度末時点で、好業績と株主還元の増加を背景に海外マネーが株価を支える構図が鮮明で、日経平均株価を構成する225社の6割強の143社で外国人の持ち株比率が上昇し、全体では35.3%と半年前より0.3ポイントアップして過去最高の水準になったと伝えています。

こうしたなか投資のヒントでは外国人持ち株比率が上昇した銘柄を取り上げてきましたが、今回はこの半年で外国人持ち株比率が3ポイント以上低下した銘柄をピックアップしてみました。

そのなかで10ポイント近く外国人持ち株比率が低下したのが大陽日酸 <4091> とタカタ <7312> で、日本板硝子 <5202> や岩谷産業 <8088> では2014年9月末にも外国人持ち株比率が大きく低下しています。

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金山敏之(かなやま・としゆき)
マネックス証券 シニア・マーケットアナリスト

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