矢野経済研究所は6月23日、携帯電話の世界市場に関する調査結果を発表した。世界市場での第四世代携帯電話サービス(4G)契約数は2015年に10億1300万契約の見込みで、中でも14年に商用サービスが開始された中国市場での伸びが顕著となるという。
調査は14年6月から15年5月に、通信事業者やスマートフォンメーカーなどを対象に、ヒアリングや文献調査などで実施した。4Gは国際電気通信連合で規定されているLTE-Advancedなどを対象とした。
発表資料によると、世界の携帯電話サービス契約数は2014年で約74億9487万契約となり、世界人口に対する携帯電話の普及率は103.5%になるとした。2020年には87億6924万契約と予測している。
2015年の世界のハンドセット(フィーチャーフォンとスマートフォン)の出荷台数は18億8124万台を見込む。そのうち、フィーチャーフォン出荷台数は4億3713万台、スマートフォンが14億4411万台で、ハンドセット全体での出荷台数は前年とほぼ同水準となるという。(ZUU online 編集部)
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