④マイナンバー制度スタートへ

日本年金機構の個人情報流出問題の影響はあるが、予定では2016年1月からマイナンバー制度の運用がスタートする。すでに、株式相場では意識されているが、制度のスタートが近づけば改めて関連銘柄が物色されるだろう。遅れていると指摘されている各企業の対応も急に慌しくなると予想される。また、頻発する企業や団体の個人情報流出問題を受けて、セキュリティ関連銘柄にも投資家の関心が集まる可能性がある。


⑤いよいよWindows 10がリリース

マイクロソフトが7月29日にWindows 10 をリリースする。Windows 8 や Windows 8.1 が不評だっただけに新たなOSは期待を集めている。これだけパソコンが普及した今となっては、OSのバージョンアップは、かつてほどのインパクトはなくなっているが、それでも関連業界はこぞってビジネスチャンスとして、新OS対応商品で攻勢をかけてくるだろう。


⑥スター・ウォーズ新作公開

番外編とすべきかも知れないが、世界中が待ち望んだ10年ぶりの新作「スター・ウォーズ エピソード7/フォースの覚醒」が12月18日に世界同時公開される。スター・ウォーズ人気は今さら説明するまでもないだろう。

すでに関連イベントや商品は続々登場しており、大きな経済効果が期待できそうだ。そして、12月8日にはAKB48が結成10周年を迎える。こちらの経済効果も無視できないかもしれない。

編集部の独断と偏見を織り交ぜながら、2015年下半期にマーケットに大きな影響を与えるであろう経済トピックスを列挙した。

しかし、本当にマーケットに大きな影響を与えるのは、このように事前に予測可能なイベントや話題ではない。予測できないような事象こそがマーケットに大きな影響を与える。いわゆるブラックスワン理論だ。さて、どんな下半期になるのだろうか。(ZUU online 編集部)

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