ローツェ <6323> ・JQ
■バイオ・ゲノム関連にも進出上昇期待大の割安銘柄
ローツェは、広島県福山市に本社がある半導体や液晶工場に導入されるウエハ、ガラス基板の搬送装置の最大手企業です。
■設備投資に依存
半導体のシリコンウェハーと、液晶などのガラス基板の搬送装置が2本柱です。どちらも、半導体や液晶の製造工場の新設時など大規模投資を行った時に、需要が発生します。
■勝ち組に納入
半導体・液晶は、以前は日本企業が圧倒的なトップシェアを誇っていましたが、現在は、韓国のサムソン、台湾のTSMCなどがトップ企業となっています。ローツェの搬送装置の導入先も、日本企業から韓国・台湾企業に移っています。
■バイオ・ゲノム関連装置
創薬のための研究開発に使用されるインキュベータ(細胞培養装置)やiPS細胞などの手作業で行っている細胞培養処理を自動化するためのソフトウェアパッケージを開発・製造・販売しています。現在、まだ売り上げは少額ですが、今後大きな成長が期待できる分野です。
■隠れたバイオ関連銘柄
振れ幅の大きな半導体・液晶の設備投資に大きく影響を受けるので、PER・PBRなどの株価指標面では割安に放置されています。しかし、バイオ・ゲノム装置については、今後iPS創薬などが承認され、本格的な製造が始まれば、ローツェの製造装置は爆発的な販売となる可能性があります。隠れたバイオ関連銘柄と言えるでしょう。
■株価動向
今年2015年1月10日に、決算短信を発表してから、急伸してそれまでに300円台前半のレンジ相場から、380円~480円のレンジ相場に切り上げっています。バイオ関連の展示会などへの出展などの材料が出れば、大幅高の可能性もありそうです。(記事提供: 株主手帳 )
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