三菱重工業 <7011> は29日、インド国営石油会社(IOCL)から、LNG(液化天然ガス)貯蔵タンク2基の建設プロジェクトを受注したと発表した。7月に着工し、完工は2018年春の予定。
今回受注したのは、容量18万立方メートルの大規模LNG貯蔵タンク2基。IOCLがベンガル湾に面した“南インドの玄関口”チェンナイの北約25キロのエンノール港近郊に建設するLNG受け入れ基地に設置される。
IOCLは石油の精製・輸送・販売のほか、石油化学製品の製造なども手掛ける国営企業。インド国内での石油精製の31%、石油製品販売の49%を占めている。
三菱重工業はLNGの受け入れ基地、貯蔵タンク、LNG運搬船などで実績があるが、インド向けLNG貯蔵タンクを受注するのは今回が初めて。
(ZUU online 編集部)
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