環太平洋経済連携協定(TPP)の交渉妥結に向けて29日、オバマ米大統領が大統領貿易促進権限(TPA)法案に署名し、同法は成立した。通商交渉権限が大統領に一任されたことによってTPP交渉が加速するとみられる。

現地メディアなどによると、議会が持つ交渉権を政府に一任TPA法案は24日に議会を通過、大統領の署名を待つだけになっていた。

法案成立によって日米などTPP交渉参加12カ国は、大筋合意を目指して閣僚会合などを開いていく。各国との合意内容を修正することなく米議会での議決を求めることができるため、交渉進展への大きな一歩を踏み出した。(ZUU online 編集部)

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