(写真=PIXTA)
日銀は7月2日、6月のマネタリーベース(資金供給量)を発表した。世の中に出回るお金の量は6月末の残高で325兆477億円となり、11カ月連続で過去最高を更新した。
6月中の平均残高は前年同月比34.2%増の313兆770億円で、平均残高ベースでも過去最高の更新となった。内訳は日銀当座預金が53.0%増の218兆7786億円。紙幣の発行残高は4.7%増の89兆6714億円だった。貨幣は0.7%増の4兆6270億円だった。
日銀は昨年10月にマネタリーベースを増やす方針を決めている。長期国債などを買い入れる大規模な金融緩和を実施しており、資金供給量の増加が続いている。(ZUU online 編集部)
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