真空バルブ
(写真=プレスリリースより)

三菱電機<6503>は6日、同社製の真空遮断器や真空負荷開閉器などに組み込まれる電気を遮断・通電する真空バルブが、1965年に生産開始以来、50周年を迎えた6月に累計生産400万本を達成したと発表した。

三菱電機の真空バルブは、温暖化係数の高い絶縁ガスを使用せず、真空空間内で電気を遮断・通電する環境に配慮した製品で、軽量コンパクト・高信頼性・豊富なラインアップが特長。1965年に京都製作所(京都府長岡京市)で製品化、1966年に通信機製作所(兵庫県尼崎市)へ移管・本格生産開始、そして1990年に受配電システム製作所(香川県丸亀市、旧丸亀製作所)に移管した。

年間の生産本数は、国内ではトップ、世界では第7位だという。生産50周年を迎えた6月に累計生産400万本を達成した。同社では、これを契機に、現在約8割が同社製の真空遮断器などに組み込まれ、約2割にとどまっている単品販売を、海外市場を含め拡大していく方針。(ZUU online 編集部)

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