三菱UFJフィナンシャル・グループ <8703> の三菱東京UFJ銀行は7月9日、アラブ首長国連邦(UAE)のドバイ首長国の金融当局から、イスラム金融兼業認可を取得したことを明らかにした。

イスラム圏では、戒律に基づくさまざまな決まりごとがあると知られており、食品についての特徴的な決まりとしてハラールが知られている。同様に、金融分野についても、「シャリア」というイスラムの決まりに従うことを求められており、利子をとってはいけないといったルールが知られている。

発表によれば、三菱東京UFJ銀行は2007年にドバイ出張所を設置して、現地で金融サービスを提供してきており、2008年の銀行法施行規則改正にあたっても、子会社でのイスラム金融の取り扱い解禁を受けて、マレーシアの現地子会社で貸出・預金を中心としたイスラム金融の提供を開始するなど取り組みを進めてきた。

同社は今回、認可を取得したことで、「三菱東京UFJ銀行ドバイ支店で従来の金融サービスに加えて、イスラム金融サービスを提供することが可能となる」と解説している。(ZUU online 編集部)

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