サッポロホールディングス <2501> 傘下のポッカサッポロフード&ビバレッジは7月13日、トーラク(本社・神戸市)の豆乳事業の飲料・ヨーグルト商品の営業権について、同社から譲受する契約を締結したと発表した。「ソヤファーム」「大豆農場」ブランドでトーラクが製造販売している豆乳飲料や豆乳ヨーグルトの商権などをポッカサッポロが引き継ぎ、10月から販売する。譲渡価格は非公表。
サッポログループで食品・飲料事業を担うポッカサッポロはレモン事業やスープ事業などを展開している。昨今の健康志向から豆乳事業は新事業として成長が期待できることから、事業化を検討してきた。一方、チルドデザート事業などを展開するトーラクが、豆乳事業について単独での国内販売戦略に限界があり、事業とブランドの継承を模索しており、今回の事業譲渡が決まったという。
今後、トーラクは「ソヤファーム」「大豆農場」の製造工場、製造設備を引き続き保有。同社が生産を行い、ポッカサッポロに供給してポッカサッポロが販売事業を展開する。ポッカサッポロは販路拡大やブランド力の強化などに取り組むとともに、新商品の開発にも取り組み、事業拡大を図る考え。(ZUU online 編集部)
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