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(写真=PIXTA)

先週は日経平均が20,000円の大台を割り込みました。

先月には2000年4月のITバブルでの高値(20,833円)を上回った日経平均ですが、ギリシャ情勢が不透明になり上値が重くなるなか、中国株が下げ止まらないことが嫌気され8日に600円を超える下げとなったことから20,000円を14営業日ぶりに割り込むと、9日の取引時間中には19,100円台まで下げる場面もありました。その後、日経平均は中国株が反発したことで切り返し、本日は大幅高から20,000円の大台を回復しています。

しかし、こうしたなかでもまだまだテクニカル面で売られすぎの銘柄がみられます。そこで今回はテクニカル面で売られすぎで、上値余地の大きそうな銘柄をリストアップしてみました。

具体的には前回(先週末)から条件を少し緩和して、25日移動平均との乖離率がマイナス5%以下、RSIとストキャスティックスがともに30%以下のTOPIX500採用銘柄で、目標株価コンセンサスが株価を3割以上上回るものを取り上げました。

例えばテクニカル的に売られすぎのサインが出ている日立 <6501> では、目標株価が株価を4割近く上回っています。

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金山敏之(かなやま・としゆき)
マネックス証券 シニア・マーケットアナリスト

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