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(写真=PIXTA)

リフォーム売上ランキング上位の大手リフォーム会社10社の2014年度リフォーム業績が出そろった。全社の売上高伸び率の平均は約1%だった。減収だったのは10社中6社。消費増税の反動に苦戦した。

2014年度リフォーム業績

マイナス成長だったのは、住友不動産(新築そっくりさん)、パナホームグループ、ミサワホームグループ、住友林業グループ、三井ホーム、エディオンの6社。これらは、新規顧客の割合が比較的高い、もしくは大型リフォームを主力商品とする企業。消費増税による反動減と買い控えの影響を大きく受けての減少となった。

一方、プラス成長だったのは大和ハウスグループ、旭化成リフォーム、積水化学工業グループ、積水ハウスグループ。この4社はOB顧客からのリフォームを重視した営業戦略を取る企業。マイナスの6社に比べ受注が比較的安定していた。しかしながら、各社期初の計画値よりは軒並み低い数値となった。

今期計画値を公表していない三井ホームを除く、9社の売上高計画値は8社がプラス予想。積水化学工業グループは、マイナス成長で計画している。また伸び率の平均値は109.3%。5社は一ケタ成長と慎重な姿勢を見せている。(提供: リフォーム産業新聞 6月9日掲載)

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