東芝
(写真=Thinkstock/Getty Images)

東芝 <6502> の不適切会計をめぐる問題で、第三者委員会は7月20日、調査報告書を会社側に提出した。報告書では経営トップらによる圧力で不正な会計処理が組織的に行われていたと指摘した。

調査報告書によると、業績を実際よりもよく見せるため、損失や費用の計上を先送りし、利益のかさ上げをしていた。インフラ工事や半導体、パソコンなどの幅広い事業で行われており、2008年度から14年12月末で1518億円の利益を過大に計上したと指摘した。

報告書では、経営トップが「チャレンジ」と称して、毎月の定例会議で利益などの目標の達成を強く迫り、業績不振な事業に対して集積が改善しなければ事業からの撤退を示唆することもあった、と指摘。それを達成するための多額の不適切な会計処理を行わざるを得なくなり、その繰り返しが規模を拡大させたとした。さらに「いくつかの案件においては経営トップらが見かけ上の当期利益のかさ上げを行う目的を有していた事実が認められる」とし、不正な会計処理が組織的に行われていたことを指摘した。

東芝は、第三者委員会の報告を受け、21日午後に会見する予定で、田中久雄社長は辞任を表明する見通しだ。(ZUU online 編集部)

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