世界有数の資産運用会社KKRは22日、日本取引所グループの取締役兼代表執行役グループCEOを務めた斉藤惇氏がKKRジャパンの会長に8月1日付で就任すると発表した。

斉藤氏は2007年6月から東京証券取引所の代表取締役兼CEO、同年8月から東京証券取引所グループの初代社長を歴任。東京証券取引所と大阪証券取引所の統合を指揮した。13年1月から15年6月までは日本取引所グループの取締役兼代表執行役グループCEOを務めている。

会長就任にあたって同氏は「(会長就任を)誇りに思う。KKRジャパンの活躍が日本のコーポレートガバナンスを一層向上させ、本邦企業の価値がさらに高められることを願う」と話している。

またKKRの共同設立者で共同会長・共同CEOのヘンリー・クラビス氏は「斉藤氏の豊富な経験と卓越した見識はKKRジャパンの大きな財産になろう」と述べている。(ZUU online 編集部)

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