矢野経済研究所は29日、国内の外国語学習に関わるビジネスについて調査した結果を発表した。2014年度はe-learningと幼児向け英会話教材市場が好調だったが、全体としてはほぼ横ばいで推移した。
14年度の語学ビジネス総市場規模は、事業者売上高ベースで前年度比0.5%微増の8131億円だった。e-learningが同15.4%増の75億円と拡大。なかでもSkypeなどを活用した英会話サービスを提供している主要事業者が、大きく売り上げを伸ばした。幼児向け英会話教材市場も堅調な動きをみせた。半面、ソフトウェア、通信教育、電子辞書市場は、いずれも大幅に減少した。
15年度については同1.7%増の8271億円を予測。今後もe-learningや幼児・子ども向け外国語教室、プリスクール、幼稚園・保育園向け英語講師派遣、幼児向け英会話教材などを中心に堅調な推移が見込まれる。(ZUU online 編集部)
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