総務省が7月31日発表した6月の家計調査によると、2人以上の世帯の消費支出は1世帯当たり26万8652円となり、物価変動の影響を除いた実質で前年同期比2.0%減となった。減少は2カ月ぶり。

消費支出は5月に消費税率引き上げの影響の一巡で14カ月ぶりの増加に転じたが、6月は再び減少した。

消費支出の内訳をみると、「被服及び履物」が13.3%減、住宅の設備修繕などの「住居」が4.1%減。「食料」も0.9%げんだった。一方で、教育は9.4%増だった。日曜日が昨年と比べて1日少なかったことや天候が悪かったことなども影響したとみられる。

勤労者(サラリーマン)世帯の1世帯当たりの消費支出は前年1.4%減の29万3042円で、3カ月ぶりに前年同月を下回った。実収入は2.8%増の73万3589円で、3カ月連続で増加した。(ZUU online 編集部)

【関連記事】
ソニー復活の兆し?「切り札」画像センサーに吹く「追い風」
ビジネスマン必見!日経をネット上で閲覧する意外な方法とは?
日本人大富豪ランキング トップ20の顔ぶれはこれだ!
年金情報流出!あなたの情報を守る「予防医療」とは?
過去最大級の時価総額10兆円超?日本郵政3社の上場(IPO)に迫る