三菱商事 <8058> は5日、インド最大手の建設会社Larsen&Toubro社とともに、インド国営製鉄会社SAIL社から製鉄プラントを受注したと発表した。受注総額は約500億円で、2018年初旬の生産開始を計画している。
今回受注したのは、製鋼された鋼片(スラブ)を鋼板に加工する熱間圧延設備で、生産能力は年産300万トン。インド東部オディッシャ州のルールケラー製鉄所に納入する。
インドでプラントの設計・製造から据え付け、試運転までの全業務を請け負うフルターンキー契約を結ぶのは初めて。三菱商事は契約全体の取りまとめを担当、三菱日立製鉄機械と独シーメンスの合弁会社プライメタルズ・テクノロジーズが技術とりまとめと機械設備の設計・供給を、日立製作所 <6501> が電気設備の設計・供給を担当する。
三菱商事では、今回の受注を機にインド市場に積極的に取り組み、継続受注を目指す。(ZUU online 編集部)
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