魚
(写真=PIXTA)

三井物産 <8031> は8月12日、愛媛県宇和島市に地元企業などと共同で「宇和島海道」を設立し、養殖魚加工販売事業を始めると発表した。同市の養殖魚加工・販売の「ダイニチ」と、冷凍加工技術を持つ新潟県長岡市の「オンスイ」と共同出資するほか、「いよエバーグリーン6次産業化応援ファンド投資事業有限責任組合」による出資も決まった。

新会社の出資構成は、「いよエバーグリーン6次産業化応援ファンド投資事業有限責任組合」が50%、ダイニチが25.1%、オンスイが19.9%、三井物産が5%。資本金は3億円。

四国の海面養殖業の生産額は全国の24%を占め、特に愛媛県は生産額で日本一を誇るという。近年、国内では生活スタイルの変化で、個食化に対応した付加価値のある水産加工品が求められることから、これに対応したブリ、カンパチ、マダイなどの水産加工品を販売する。急成長する海外市場への輸出展開も視野に入れる。

三井物産はグループのネットワークを生かし、高付加価値な水産加工品の国内外への販売拡大に努めるという。(ZUU online 編集部)

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