(写真=HPより)
クラウドワークス <3900> は8月12日、2014年9月期の第3四半期決算を公表し、四半期純損益に5億9500万円の赤字を計上することを明らかにした。「働き方革命」を掲げて、業務委託先となるクラウド(群衆)とのマッチングサイトを運営しているが、赤字計上を続けているのが現状だ。
発表によれば、同社の営業収益は5億3600万円と前年同期比で181.2%増となった。営業利益は5億6200万円の赤字となる一方で、経常利益も5億7000万円の赤字となっている。その結果、四半期純損益は5億9500万円に落ち着いた。
同社はこうした経営成績となった説明として「人員増加に伴う消耗品費やその他販管費等の固定費」「人員採用に伴う採用教育」の上振れや、本社移転に伴う費用を計上したことを列挙した。
また、通期見通しとしては、同社は「当期純利益の見通しは約7億円のマイナスとなり、期初予想の下方修正を行う」とした。
他方で、新事業の開発を行っていることも同社はアピール。新規事業のウェブサービスの要件定義や開発を受託したり、ゲーム開発に関わるエンジニアやデザイナーを紹介する「クラウドワークステクノロジーズ」や、ウェブサイトの運営代行などを行う「クラウドワークスBPO」が新たに登場していることが強調された。(ZUU online 編集部)
【関連記事】
・
旧帝大等のエリート学生の就職人気企業ランキング、上位は「あの業界」が独占
・
時価総額過去最高?日経平均への影響も予見される郵政3社の上場に迫る
・
なぜ、今「赤色」が人気なのか?景気と色のおもしろい関係
・
日本人大富豪ランキング トップ20の顔ぶれはこれだ!
・
ビジネスマン必見!日経をネット上で閲覧する意外な方法とは?