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(写真=PIXTA)

先月下旬からスタートした3月期決算企業の第1四半期決算も終盤に入り、TOPIX500採用銘柄でみると昨日に決算が出尽くしました。

そこで今回は8月6日から昨日までの決算をTOPIX500採用の3月期決算銘柄を対象に早速、集計してみました。その結果をみると第1四半期決算ということもあって業績予想の修正に踏み切った企業は引き続き限定的となりました。

しかし、こうしたなかで業績予想を上方修正した銘柄では株価の上昇が目立ちました。例えば通期予想を上方修正したリゾートトラスト <4681> では株価が決算を受けて1割上げたほか、島津製作所 <7701> でも株価が14%を超える上昇をみせました。

また、西日本鉄道 <9031> や横河電機 <6841> では6%余り株価が上昇しています。このほか業績予想は据え置いたものの、第1四半期が黒字転換したジャパンディスプレイ <6740> の株価が15%高となっています。

決算集計(8月6日-8月12日)

営業利益1

営業利益2

営業利益3

営業利益4

営業利益5

金山敏之(かなやま・としゆき)
マネックス証券 シニア・マーケットアナリスト

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