201508_books_by_gates
(写真=動画より)

マイクロソフト創業者のビル・ゲイツ氏が自身のブログで、最近読んだ本の中からこの夏に読んで欲しい本としていくつかを紹介している。夏にはいつもより多く本を読むというゲイツ氏が勧める6冊は以下の通りだ。


On Immunity: An Inoculation

by Eula Biss (Graywolf Press, 2014)

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エッセイストで大学の講師である筆者は文章がうまい。彼女のような文章が書けるようになりたいと思うほどだ。インターネットでこの本を見つけた時、読む価値があるとすぐに分かった。そして読むのがあんなに楽しいとは。


Should We Eat Meat? Evolution and Consequences of Modern Carnivory

by Vaclav Smil(Wiley-Blackwell, 2013)

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世界が豊かになるほど、肉はより食べられるようになる。食べられるようになればなるほど、地球にとってはよくない。人間の進化における肉の役割から動物虐待という難しい問題まで、著者の視点はとても明瞭でしっかりと全体を見渡している。


How to Lie With Statistics

by Darrell Huff (W. W. Norton & Company, 1993)

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ビジュアルがどうやってトレンドを誇張し、比較をゆがめてしまうかを実証している。FacebookやTwitterのタイムラインでインフォグラフィックをよく見かける今だから、この本が気づかせてくれるのはありがたい。


What If?: Serious Scientific Answers to Absurd Hypothetical Questions

by Randall Munroe(Houghton Mifflin Harcourt, 2014)

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弾道学やDNAといった事柄について、楽しみながら学べる。


Hyperbole and a Half: Unfortunate Situations, Flawed Coping Mechanisms, Mayhem, and Other Things That Happened

by Allie Brosh (Touchstone Books, 2013)

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3時間ほどでサッと読める内容だけど、面白すぎて「もっと続けばいいのに」と思うはず。何度も大声出して笑ってしまって、(妻の)メリンダが読むのを止めてしまったほどだ。


The Magic of Reality: How We Know What’s Really True

by Richard Dawkins(Free Press, 2012)

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「どうやって宇宙は誕生したのか」「何が原因で地震は起こるのか」といった大きな質問に対しても、ふんだんにイラストを使って答えている魅力的な1冊。


(ZUU online 編集部)

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