(写真=プレスリリースより)
日本郵便はこのほど、同社で初めて女性管理者に特化した研修を開発・実施した。研修は星野リゾートや集英社ブランド事業部と共同で開発。研修内容を継続できるよう全国から参加した女性管理者が交流できる仕組みとして、社内SNSも開設した。
この研修は、ロールモデルの見えにくい 40、50代の女性管理者が、日常の忙しさから離れ自分を見つめ直すことで、期待されている仕事の役割などに気づき、「人で選ばれる郵便局」のリーダーとなるための体験型研修として開催した。
今年7月下旬に1泊2日で開催し、全国から28人の女性管理者が参加した。馬のトレーニング手法を活用した研修のほか、メイク講座、姿勢や歩き方など日ごろの健康習慣を見直す生活改善セミナー、女性目線を生かした魅力ある郵便局の在り方を考えるワークショップなどを開催した。
参加者からは「会議室で指摘を受けるよりも、ここで学んだことの方が素直に心にしみました。姿勢も内面も部長としてのオーラを出したい」、「体と心がつながっている、ということを実感しました。自分がどのように見られているかも再認識。職場に戻って、みんなに伝えたい」などの意見があったという。
日本郵便では昨年秋に「女性活躍室」を新設、取り組みを推進してきた。 一木美穂・女性活躍室長は「一過性の研修にとどまらず、初の社内 SNS などを活用しながら、こういったアイデアやチカラを現場で実現できるよう、これからも取り組んでいきたい」とコメントしている。日本郵便では約20万人の従業員のうち、約4万人が女性という。(ZUU online 編集部)
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