金属スクラップ
(写真=Thinkstock/Getty Images)

伊藤忠商事 <8001> は8月24日、連結子会社の「大連新緑再生資源加工有限公司(以下、大連新緑)」を、中国の大手金属再生事業者「斉合天地集団有限公司(以下、斉合天地)」に売却するとともに、斉合天地の株式を一部引き受けることに合意致したと発表した。同時に、香港で斉合天地と伊藤忠商事100%子会社の伊藤忠メタルズ、鈴木商会(本社・北海道札幌市)との間で、日本と中国における総合リサイクル事業の共同会社を立ち上げる、とした。

大連新緑は2010年10月に伊藤忠グループと鈴木商会を主要株主として、大連市に総合リサイクル会社として設立。伊藤忠商事と鈴木商会は、大連新緑の成長には現地の有力パートナーが必要と判断し、斉合天地に全株式を譲渡し、その操業と運営を引き渡すことに決めた。

また、一方で、斉合天地の株主としての地位を確保し、伊藤忠商事の得意とするトレードなどの領域に特化することや、鈴木商会の持つリサイクル技術を生かした支援を行うことで、成長が期待されるアジアでのリサイクルビジネスを強化できると判断。一連の提携を推進することも決めた。

斉合天地は現在、中国国内と香港に4カ所のリサイクル拠点を設営し、主に欧米から年間約50万トン〜70万トンの金属スクラップを輸入、鈴木商会は北海道内に本店含む25カ所の事業所を置いており、北海道全域でリサイクル事業を行っている。伊藤忠メタルズは全国81社のリサイクル事業者のネットワークを構築して鉄スクラップを取り扱い、海外とも金属リサイクルビジネスを展開している。今回の業務提携を通じ、4社の強みと大連新緑の加工能力を活かして国際的なリサイクルネットワークを構築するという。(ZUU online 編集部)

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