ヤマト運輸ライン
(写真=プレスリリースより)

ヤマトホールディングス <9064> 傘下のヤマト運輸は25日、LINE(ライン)が運営するフリーマーケットアプリ「LINE MALL」とシステム連携を開始したと発表した。Lアプリ内の手続きだけで、割安な配送サービスを提供する。

LINEモールでの出品から配送手配に「宅急便コンパクト」と「ネコポス」を利用できるようにする。宅急便コンパクトは、小さめの荷物を専用の送り状や「専用BOX・専用薄型BOX」で宅急便60サイズより安く送ることができるサービスで、「宅急便時間帯お届けサービス」や「宅急便店頭受取りサービス」など宅急便の基本サービスに対応している。ネコポスは小さな荷物をポストに投函する法人・個人事業者向けのサービスで、LINEモールでは個人でも利用できるようにした。

料金は宅急便コンパクトが380円(税込)で、ネコポスが195円(同)。宅急便コンパクトの場合は送料とは別に専用BOX代金65円がかかる。配送料金の一部をLINEが負担することで、割安な料金で提供できるという。

ヤマト運輸は今後、段階的に発送窓口を拡大し、コンビニエンスストアなどでの送り状発行と発送の受け付けにも対応していく予定という。住所などの個人情報を開示せずに荷物が送れる匿名配送サービスなども提供予定としている。(ZUU online 編集部)

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