日清製粉
(写真=プレスリリースより)

日清製粉グループ <2002> の日清製粉は28日、海外子会社のロジャーズ・フーズ(カナダ)のチリワック工場に、新ラインを増設して、生産能力を約80%増強すると発表した。投資額は約34億円。

ロジャーズ社は1989年に日清製粉が買収。高品質の小麦粉生産を担っており、カナダで第4位の製粉会社となっている。2010年にも生産能力の増強を実施しているが、販売が好調であることなどから、さらに設備投資することにした。

新ラインを増設するチリワック工場では、小麦ベースで日産250トンを生産しているが、新ライン増設後は同550トンとなる。完工時期は2017年秋ごろとしている。

日清製粉は「新生産ライン増設により、同地域でのプレゼンスを高めるとともに、成長戦略を加速させ北米全体の事業基盤拡大に取り組んでいく」としている。(ZUU online 編集部)

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