経済産業省は31日、7月の鉱工業生産指数(2010年=100、季節調整済み)速報値を発表した。鉱工業生産指数は前月比0.6%低下の97.7で2カ月ぶりの低下となった。基調判断は「生産は一進一退で推移している」に据え置いた。
生産を業種別にみると、電子部品・デバイス工業、輸送機械工業、情報通信機械工業等が低下し、化学工業(医薬品を除く)、金属製品工業、石油・石炭製品工業等が上昇した。
出荷指数は0.3%低下の96.3だった。業種別にみると、電子部品・デバイス工業、石油・石炭製品工業、情報通信機械工業等が低下し、輸送機械工業、はん用・生産用・業務用機械工業、金属製品工業等が上昇した。
在庫指数は0.8%低下の113.7、在庫率指数は1.1%低下の112.2だった。
同時に発表した製造工業生産予測調査では8月が2.8%上昇、9月は1.7%低下となった。8月の上昇は、情報通信機械工業、はん用・生産用・業務用機械工業、輸送機械工業などによるもの。9月の低下は、はん用・生産用・業務用機械工業、輸送機械工業、鉄鋼業などによるものと見込む。(ZUU online 編集部)
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