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(写真=PIXTA)

中国市場の大幅下落などを受けて日本市場も大幅な調整となりました。日経平均は先月の18日からの6日間で2,800円以上の下げとなると、その後、大きく反発し3日間で1,330円近い上昇をみせました。しかし、31日から再び下げ基調となり二番底を探るような展開となり昨日までの3日間で1,000円余りの下落となりました。

本日は米国市場の大幅高を好感して日本市場も上昇しましたが、それでもテクニカル面で短期的に売られすぎの銘柄が多くみられます。

そこで今回はTOPIX100採用銘柄を対象に25日移動平均からのかい離がマイナス10%以下と特に売られすぎ感の強い銘柄をピックアップしてみました。

そのなかでもマイナスかい離が大きいのがJFEホールディングス <5411> とマツダ <7261> で、JFEホールディングスがマイナス14%、マツダがマイナス15%となっています。

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金山敏之(かなやま・としゆき)
マネックス証券 シニア・マーケットアナリスト

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