(写真=プレスリリースより)
キヤノン <7751> は7日、高画質なカメラ用画質センサーを開発したと発表した。APS-Hサイズで世界最高画素数となる約2億5000万画素のCMOSセンサーで、撮影した画像を大幅に拡大しても明瞭な映像を得ることができる。
CMOSセンサーは、画素数が増えるほど信号量が増加し、信号遅延やタイミングのずれが問題になるが、新開発したセンサーは回路の微細化や信号処理技術を進化させることで、超多画素でも、1秒間に12億5000万画素の超高速な信号読み出しを実現させた。これにより、毎秒5コマのスピードで超多画素な動画を撮影することが可能という。
約2億5000万画素のCMOSセンサーを搭載したカメラを使って撮影した動画は、フルHD動画の約125倍、4K動画の約30倍という超多画素となる。そのため、任意の領域をトリミングし、大幅に拡大しても、解像感が損なわれない映像を得ることができる。キヤノンは、このセンサーを搭載したカメラを用いて、撮影場所から約18km先を飛行する飛行機の機体文字の識別に成功したという。
キヤノンは今後、この技術を防犯機器や精細計測機器、映像表現分野などでの応用を検討していくとしている。(ZUU online 編集部)
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