内閣府は10日、7月の機械受注統計を発表した。民間設備投資の先行指標とされる「船舶・電力除く民需」の受注額(季節調整値)は、前月比3.6%減の8056億円だった。受注額は昨年11月以来、8カ月ぶりの低水準で、2カ月連続のマイナスとなった。
内閣府は機械受注の基調判断を「持ち直しの動きに足踏みがみられる」とし、従来の「持ち直している」から下方修正した。
「船舶、電力を除く民需」の受注額のうち製造業が同5.3%減の3594億円だった。業種別では、食品製造業(62.2%減)、石油製品・石炭製品(40.3%減)、電気機械(27.3%減)、造船業(25.0%減)、精密機械(20.3%減)などの8業種は減少となった。
非製造業からの受注額は6.0%減の4494億円で、2カ月ぶりのマイナスとなった。マイナスは2カ月ぶりだった。業種別にみると、農林漁業(44.3%減)、通信業(29.6%減)、情報サービス業(19.7%減)、不動産業(12.0%減)、卸売業・小売業(8.3%減)などが減少となった。(ZUU online 編集部)
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