電通 <4324> は11日、ベンチャー企業のワン・トゥー・テン・ロボティクスと業務提携し、最先端のコミュニケーションロボット用AI(人工知能)や会話エンジンの開発を推進していくと発表した。

現在、ロボット産業の国内市場規模は約9000億円で、約20年後には約10倍の9.7兆円に成長するとの予測があることから、電通は2014年11月に社内横断組織「電通ロボット推進センター」を立ち上げ、「開発」「エージェンシー」「コンテンツ」の3つのビジネス領域から顧客が抱えるさまざまなロボットに関する課題解決のためのソリューションを提供してきた。

ワン・トゥー・テン・ロボティクスは親会社のワン・トゥー・テン・ホールディングスが設立した会社で、ロボット関連テクノロジーの専門会社として最先端のコミュニケーションロボット用AIや会話エンジンの開発を行っている。

今後、電通とワン・トゥー・テン・ロボティクスは連携することで、両社が持つ知見・ノウハウを掛け合わせることでロボット開発における協力体制を強化。新しい産業の創出たコミュニケーションメディアとしてのロボットの活用、将来的に人とロボットが共生できる社会の実現に貢献していくという。(ZUU online 編集部)

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