(写真=PIXTA)
8月11日の中国人民元の切り下げやその後の中国株の大幅下落などを受けて日本市場も大きな調整となりました。
20,500円前後で推移していた日経平均は先月26日の取引時間中に17,700円台まで下げると28日には19,000円台を一旦回復したものの、その後再び下値模索となり8日には一時17,500円を割り込む場面もみられました。その翌日の日経平均は1,300円以上上昇し急伸しましたが、10日に500円近く下落した日経平均は18,000円台前半での推移となっています。
このようにこの1カ月の間マーケットが大きく調整するなかで目標株価が下がった銘柄もみられます。
そこで今回は1ヵ月前に比べ目標株価コンセンサスが下落し、その目標株価が株価を下回るものをピックアップしてみました。例えばシャープ <6753> では1ヵ月前に比べて6%以上下落し、その結果、目標株価が株価を3割近くも下回る格好となっています。
金山敏之(かなやま・としゆき)
マネックス証券
シニア・マーケットアナリスト
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