イタリアのスーパーカーメーカー『ランボルギーニ』が去年に続き今年も販売台数を記録更新する見込みだ。英『ガーディアン』紙の電子版が伝えた。ランボルギーニ最大のヒット作となった『ガヤルド』の後継車種として2014年に発表された『ウラカン』が世界での販売増加に大きく貢献した。
ランボルギーニのCEOステファン・ウインクルマン氏はインタビューに答え、「2015年の売上は昨年を上回ると確信している」と話した。2014年に約20%増の2,530台を販売して記録更新したが、2015年はさらに記録を塗り替えつつある。好調の要因は、世界経済の見通しが全般に改善していることと、新型車の販売によるものだという。
国別にみると、特に中国と米国市場が貢献した。中国本土での販売は景気減速により昨年と同程度に留まっているが、香港や台湾、マカオでは伸びた。ランボルギーニの広報によると、昔から熱心な信奉者やスポーツカーファンが多いイギリスは、年間売上の約10%を占める大きな市場だという。ただし、顧客には複数の国に家や車を持つという国際的な富裕層が多い。
最高速度が時速320km以上、0-100km加速が3.2秒のウラカンでは満足できない人々のために、コンバーチブルの”ウラカン・スパイダー”が9月15日のフランクフルト・モーターショーで発表されることになっている。販売開始予定は来春だ。さらに2018年にはSUVモデルの投入も計画されている。燃費が6.8km/L、CO2排出量は290g/km。年間3千台の販売を見込む。 (ZUU online 編集部)
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2015, 9月 2
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