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(写真=PIXTA)

株式市場では配当利回りの高い銘柄に個人マネーが流入していると本日の日本経済新聞では伝えています。

2015年4-9月期の中間配当を受け取るための最終売買日が近づき、最近の株価下落で利回り面の魅力が高まった銘柄が買われ、相場の先行き不透明感が強まる中、高利回り株物色が相場を下支えしていると報じています。

年初からおよそ1.5-1.8%の範囲で推移していた東証1部の予想配当利回りは、中国不安を発端に株式相場が急落した8月下旬から上昇し、最近は1.9%前後と年初からみて高水準だとも解説しています。

こうしたなか今回は最高益更新が予想される3月期決算企業のなかから、中間配当実施予定で配当利回りが3%以上の銘柄をピックアップしてみました。

そのなかには黒田電気 <7517> のように配当利回りが4%を超えるものもあるほか、バイテック <9957 <のように第1四半期決算で配当予想を増額修正したことで、配当利回りがより魅力的となった銘柄もみられます。なお、取り上げた銘柄の権利付き最終売買日は9月25日です。

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金山敏之(かなやま・としゆき)
マネックス証券 シニア・マーケットアナリスト

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