第一生命保険は1日、米国子会社のプロテクティブが米ジェンワース傘下の保険会社が保有する定期保険ブロック(定期保険の保有契約群)を買収することで合意したと発表した。

取得総額は約6億6100万ドル(約793億円)で、買収はプロテクティブ社の手元資金で対応する。今後は日米の監督当局による認可を受け、2016年1月をメドに手続きの完了を目指す。

プロテクティブ社は、伝統的な生命保険事業、個人年金事業に加え、保険契約ブロックの買収事業に強みを持ち、これまで47件の買収案件(企業買収形式または再保険形式)を実施するなど、米国生命保険業界でもトップクラスの実績を誇るという。

買収する定期保険ブロックは保険期間10~30年で、15年6月末時点の件数は約27万3000件。責任準備金額は約23億ドル(約2759億円)。買収を通じ、プロテクティブ社による北米地域での収益拡大を図る。 (ZUU online 編集部)

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